おみくじ

初詣のおみくじや、商店街での福引宝くじ、さらにはプロ野球のドラフト会議まで、「くじ」はわたしたちの生活になじんでいます。

そもそも「くじ」は占いの一種で、神様の意思を聞く手段でした。「占い」は「ウラ」から来ており、人間が見ることのできない裏の世界、知ることのできない未来を予知し、どの方向に人や、社会が進めばいいのかを神様に訊ねました。

昨今では神社やお寺でおみくじを引くのが一般的ですが、その起源は平安時代に遡ります。
天台宗の僧・良源がつくったとされる「観音くじ」です。当時のおみくじは凶を引いても、それを神木に巻き付けて、気に入ったくじが出るまで何度もチャレンジしていました。

おみくじは凶か吉かで一喜一憂するのではなく、どのような内容がかかれているのかを受け止め、真摯に努力することが、大切です。

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